2009.11.06/歯の健康
フッ素ってなぁに (??)

フッ素ってなぁに (??)

フッ素は歯を強くし、虫歯になりにくくする効果があるので当院でも定期的にフッ素塗布を行っています。フッ素は歯科医院で塗ったり、歯磨き粉の中に含まれているというイメージが多いと思いますが、実はいろいろな食品の中にフッ素が入っていることを皆さんご存知でしょうか?

<食品の中に含まれるフッ素量>

figure 1.jpg

      

    

 スタッフのJさんは「特にえびの多さにはびっくりですね~。」と驚いていました。皆さんはどう思われたでしょうか?

一例を挙げましたがこの他にもたくさんの食品にフッ素は含まれています。歯科医院で塗布するフッ素も食品に含まれるフッ素も性質は同じものなのですよ。

 フッ素は、世界保健機構(WHO)などの専門機関でも体に欠かすことのできない必須栄養素としています。

 

普通に食事しても、成人は一日の食事で0.75~2.15㎎フッ素を取り入れているそうです。しかし、その量では虫歯予防には足りないということがわかっているので、フッ素塗布で補う必要があります。アメリカでは虫歯予防のためフッ素の必要量を一日3mgとしています。

歯科医院で、フッ素塗布を実施した場合、少量のフッ素が口の中に残ります。一般的にはフッ素塗布で2%フッ化ナトリウムの液を使用することが多いのですが、それを一回に使用する量2ml(フッ素量18mg)とした時、口の中に残るフッ素割合は6~17%(残るフッ素量の平均1.83mg)で、ごく微量です。正しい方法で行われれば、十分安全なように配慮されています。

フッ素塗布は、歯の健康を保つのに安全で有益な手段と言えるのでので、安心して歯科医院で定期的にフッ素塗布を行いましょう。

ちなみにこの絵は私のお手製で我ながら上手く描けたなぁと思っているのですがどうでしょうか?スタッフからの評判はなかなか上々です。

待合室の掲示物などもいろいろ書いているので、アサヒ矯正に来院した際はぜひ見ていってくださいね(^-^)/