顎変形症
唇が曲がっていること、顔の曲がっていることを気にしていた人の治療例(上下顎の手術例)ー36歳女性
<症例情報まとめ>
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主訴あごが曲がっている 前歯が出ている あごがなる
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診断名Facial asymmetry(顔面非対称) Cross bite 左上第2小臼歯欠損
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年齢36歳
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主な装置マルチブラケット装置、顎間ゴム、保定装置
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抜歯部位右上第2小臼歯、下顎左右第1小臼歯
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治療期間2年1か月
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治療費健康保険適用
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リスク歯肉退縮、ブラックトライアングル、歯根吸収、顎関節症状等
人間の顔は必ずしも左右対称ではありませんが、特に上あごの上下の長さが左右で違う場合には唇が曲がってしまいます。
顔の非対称の大きい人は、下あごが左に曲がっている場合が8割と言われています。宇宙飛行士の毛利さんはその典型です。
上あごの高さの非対称を無くし、それに合わせて下あごの位置を変化させることで唇の曲がりも無くすことが可能です。
この場合の治療では矯正治療、外科手術ともに健康保険が適用されます。
動的矯正治療期間は25ヶ月(手術前矯正治療 20ヶ月 手術後矯正治療 5ヶ月)
▼治療前 | ▼治療後 |
この方の治療7年後の状態です。
上下顎同時移動術の安定性は高いとされていて、この方の結果をもその報告を反映していると思います。