成長期
永久歯が全てそろうまでの間に矯正治療を始めた方がよい噛み合わせは
<症例情報まとめ>
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主訴出っ歯
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診断名Skeletal Cl II div. I(上顎前突)
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年齢12歳
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主な装置ヘッドギア、セクショナルアーチ、保定装置
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抜歯部位なし
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治療期間I期治療:2年10か月
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治療費270,000円+税 調節料
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リスク歯肉退縮、歯根吸収、顎関節症状等
永久歯がすべてそろうまでの間に矯正治療を始めた方がよい噛み合わせの異常として重度の出っ歯があります。
お笑い女性コンビ”ハリセンボン”の箕輪はるかさんの上の前歯の1本が黒くなってしまっているのをご存知ですか
彼女は小学生の時に前歯をぶつけて、神経が死んでしまったために黒くなっているのです。
出っ歯の人は上の前歯をぶつける危険性が高く、早期に前歯を下げておくメリットがあることは証明されています。
出ている上の前歯を後ろに下げるためにはブラケットとワイヤーを用いることが多く、上の前歯の根がある程度でき上がっている必要があります。
いつから前歯の移動を始めるかはレントゲン写真で上の前歯の根の出来具合を確認して判断されます。
上の前歯を下げておいて全ての永久歯が出揃うのを待つわけです。