治療費について
厚生労働省が認めている疾患以外の歯科矯正治療については公的健康保険適用外の自費(自由)診療です。保険が適応されませんので以下の治療費となります。各治療費には別途消費税が必要になります。
初診相談料・検査料・診断料
  • 矯正治療の必要性、方法、期間、費用など、矯正治療に関する概要を説明いたします。お気軽にご予約ください。
    初診相談料 無料
  • 矯正治療に必要な各種検査を行います。症例により40分から1時間程の時間を必要とします。
    検査料 20,000円
  • 検査結果を分析し治療の詳しい内容を説明します。治療を始めるかどうかは、診断を聞いて十分納得されてから決定されてください。
    診断料 20,000円
子供(成長期)の矯正治療
  • 1-管理料及び装置料
    成長期のお子さんの永久歯が生え揃うまでの治療にかかる管理料と装置料です。途中で装置を作り変えたり、追加しても治療費の変更はありません。
    330,000円~350,000円

治療期間1年6ヶ月~3年   来院回数10回~20回

              その後成長のピークが過ぎるまで経過観察・成長分析

              (Ⅰ期終了またはマルチブラケット治療まで約2-5年、

                      成長分析2~5回来院回数2回~15回)

  • 2-管理料及び装置料
    1の治療を開始された方で、成長のめどがたち、必要な歯が全て生えそろった後、次の段階としてマルチブラケット装置を用いた治療を開始する時に必要となります。使用する装置の種類により治療費は変動します。
    330,000円~350,000円

   治療期間2年~3年   来院回数24回~36回

大人(成長終了後)の矯正治療
成人、あるいは歯が生えそろっていて最初からマルチブラケット装置などを使用して治療を開始することが出来る方の場合の管理料、装置料です。治療上、追加の装置が必要となった場合でも、追加の費用はいただいておりません。
*完成物薬機法対象外の矯正歯科装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。
  • 表側からの矯正/クリアブラケット・透明なセラミック装置〈透明なプラスティック装置より審美的〉
    660,000円~690,000円

治療期間2年~3年   来院回数24回~36回

  • 裏側からの矯正/舌側矯正・リンガルブラケット矯正)
    880,000円~900,000円

治療期間2年~3年半   来院回数24回~42回

  •  マウスピース型カスタムメイド矯正装置(インビサライン)
    880,000円~900,000円

治療期間2年~3年   来院回数12回~18回



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ※マウスピース型カスタムメイド矯正装置(インビサライン)
  • 医療品医療機器等法(薬機法)の承認を受けていない未承認医薬品です
  • Align社の製品であり、同社を介して入手しています
  • 国内にもマウスピース型矯正装置として医療品医療機器等法(薬機法)の承認を受けているものは複数存在します
  • FDA(米国食品医薬品局)により医療機器として認証を受けています
  • 完成物薬機法対象外の矯正装置であり、認証薬品を対象とする医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります
処置料
治療開始後、来院される時にかかる費用で、以下のどれかが必要になりますが重複はしません。
  • 経過観察、歯磨き指導、歯のクリーニングやフッ素塗布等
    2,000円
  • 保定装置で治療中(保定中)の装置を調整、歯磨き指導やフッ素塗布、定期検査等、または、マウスピース型カスタムメイド矯正装置(インビサライン)で治療中の処置
    3,000円
  • マルチブラケット以外の装置で治療中、装置を調整、歯磨き指導やフッ素塗布、定期検査等
    4,000円
  • マルチブラケット装置(表側)治療中に必要になる処置
    5,000円
  • マルチブラケット装置(裏側)治療中に必要になる処置
    7,000円
健康保険が適用される症例
下記症例の患者様の矯正治療につきまして当クリニックは指定を受けていますので健康保険が適用されます。それ以外の症状に対する矯正治療には健康保険は適用されません。


顎変形症の手術は関連病院(旭川赤十字病院口腔外科、大西病院口腔外科、旭川医科大学附属病院口腔外科、旭川市立病院口腔外科)との協力の下に行います。

  • 2001年 17例
  • 2002年 21例
  • 2003年 16例
  • 2004年 15例
  • 2005年 10例
  • 2006年 13例
  • 2007年 15例
  • 2008年 15例
  • 2009年 16例
  • 2010年 18例
  • 2011年 10例
  • 2012年 19例
  • 2013年 10例
  • 2014年 20例
  • 2015年 16例
  • 2016年 17例
  • 2017年 16例
  • 2018年 11例
  • 2019年 26例
  • 2020年 21例
  • 2021年 22例

上記の実績がありますが、最近は上下顎同時移動術の比率が非常に高くなっています。顎変形症専用の治療例をご覧ください。



健康保険適用症例
1.別に厚生労働大臣が定める疾患に起因した咬合異常
2.3歯以上の永久歯萌出不全に起因した咬合異常(埋伏歯開窓術を必要とするものに限る。)
3.顎変形症(顎離断等の手術を必要とするものに限る。)
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別に厚生労働大臣が定める疾患とは、次のものをいう。
(1) 唇顎口蓋裂
(2) ゴールデンハー症候群(鰓弓異常症を含む。)
(3) 鎖骨頭蓋骨異形成
(4) トリーチャ・コリンズ症候群
(5) ピエール・ロバン症候群
(6) ダウン症候群
(7) ラッセル・シルバー症候群
(8) ターナー症候群
(9) ベックウィズ・ウイーデマン症候群
(10) 顔面半側萎縮症
(11) 先天性ミオパチー
(12) 筋ジストロフィー
(13) 脊髄性筋萎縮症
(14) 顔面半側肥大症
(15) エリス・ヴァンクレベルド症候群
(16) 軟骨形成不全症
(17) 外胚葉異形成症
(18) 神経線維腫症
(19) 基底細胞母斑症候群
(20) ヌーナン症候群
(21) マルファン症候群
(22) プラダー・ウィリー症候群
(23) 顔面裂(横顔裂、斜顔裂及び正中顔裂を含む。)
(24) 大理石骨病
(25) 色素失調症
(26) 口腔・顔面・指趾症候群
(27) メビウス症候群
(28) 歌舞伎症候群
(29) クリッペル・トレノネー・ウェーバー症候群
(30) ウイリアムズ症候群
(31) ビンダー症候群
(32) スティックラー症候群
(33) 小舌症
(34) 頭蓋骨癒合症(クルーゾン症候群及び尖頭合指症を含む。)
(35) 骨形成不全症
(36) フリーマン・シェルドン症候群
(37) ルビンスタイン・ティビ症候群
(38) 染色体欠失症候群
(39) ラーセン症候群
(40) 濃化異骨症
(41) 6歯以上の先天性部分無歯症
(42) CHARGE症候群
(43) マーシャル症候群
(44) 成長ホルモン分泌不全性低身長症
(45) ポリエックス症候群(XXX 症候群、XXXX 症候群及び XXXXX 症候群を含む。)
(46) リング 18 症候群
(47) リンパ管腫
(48) 全前脳胞症
(49) クラインフェルター症候群
(50) 偽性低アルドステロン症
(51) ソトス症候群
(52) グリコサミノグリカン代謝障害(ムコ多糖症)
(53) 線維性骨異形成症
(54) スタージ・ウェーバ症候群
(55) ケルビズム
(56) 偽性副甲状腺機能低下症
(57) Ekman-Westborg-Julin 症候群
(58) 常染色体重複症候群
(59) 巨大静脈奇形(頸部口腔咽頭びまん性病変)
(60) 毛髪・鼻・指節症候群(Tricho-Rhino-Phalangeal 症候群)
(61) クリッペル・ファイル症候群(先天性頸椎癒合症)
(62) アラジール症候群
(63) 高 IgE 症候群
(64) エーラス・ダンロス症候群
(65) ガードナー症候群(家族性大腸ポリポージス)
(66) その他顎・口腔の先天異常
4.(66)のその他顎・口腔の先天異常とは、顎・口腔の奇形、変形を伴う先天性疾患であり、当該疾患に起因する咬合異常について、歯科矯正の必要性が認められる場合に、その都度当局に内議の上、歯科矯正の対象とすることができる。
5.別に厚生労働大臣が定める疾患に起因した咬合異常に対する歯科矯正の療養は、当該疾患に係る育成医療及び更生医療を担当する保険医療機関からの情報提供等に基づき連携して行われる。

その他
  • 各治療費は別途消費税が必要になります。
  • 緊急時の応急処置に対しては、料金はいただいておりません。
  • 矯正装置の治療費を分割でお支払いを希望される方はオリコのデンタル・ローンをご利用できます。
  • 顎変形症の手術前後の矯正治療や厚生労働省が認めた疾患に対する矯正治療は指定を受けていますので、健康保険が適用されます。また、口腔外科と連携して行われる顎変形症に対する外科手術も健康保険が適用されます。
  • 健康保険が適応された場合の矯正治療費の総額は約25万~30万円くらいです。このほかに口腔外科で行なう外科手術(健康保険適応)に対する治療費が加わります。
  • 矯正治療費は確定申告をすると医療費控除を受けることが出来ます。こちらを参照してください。