2010.07.14/歯の健康
歯ブラシの歴史
今回のスマイルマガジンは歯ブラシの歴史について調べてみました☆
歯ブラシに関する最も古い記録の文献は紀元前1500年頃のエジプトのパピルスで、清涼感を求めたり、身体のけがれを清める作法として口内清掃を行って来た事が知られています。
日本の歯ブラシの起源は、6世紀に仏教伝来とともに伝えられた『歯木(しぼく)』というもので、まず僧侶や仏教徒の間で広まり、やがて庶民に広まったそうです。
『歯木』とはある種の木片を咬砕したもので歯をこそいだのが始まりです。
大正時代まで名前を変え『房楊枝』として使われていたそうです。
また『歯刷子(はぶらし)』の製造・販売は明治維新後に始まったといわれ初期の歯刷子は枝が竹、鯨のひげ、水牛の角からなり植毛は牛や馬の毛で作られていたそうです。
『歯刷子』の表記についてはブラシがそれまで刷毛(はけ)を扱っていた業者によって製作されるようになった経緯からブラシの当て字として『刷子(ぶらし)』と書くようになり、歯を磨く刷子から『歯刷子』になったと言われています。
現在のような樹脂とナイロンの歯ブラシが出回るようになったのは1951年(昭和26年)頃からでこの頃から『歯ブラシ』と書かれるようになったそうです。
このように歯ブラシには3500年以上もの歴史があります☆☆
ここでワンポイント!!
~歯ブラシ選びのポイントは~
- 使う人の口のサイズに合わせる。
- 細かいところまできちんと歯ブラシを届かせるために、ヘッドが小さいものの方が磨きやすいです。
- 柄はストレートで少し太めのものが持ちやすいです。
- 基本は3列植毛タイプが磨きやすくてオススメです。
歯ブラシを選ぶ際は参考にしてみてください*