顎変形症
下顎が出ていることを気にしていた人の治療例(下顎の手術例)ー20歳女性

<症例情報まとめ>
  • 主訴
    うけ口
  • 診断名
    Skeletal Cl III Cross bite(骨格性反対咬合) 左上側切歯矮小
  • 年齢
    20歳
  • 主な装置
    マルチブラケット装置、顎間ゴム、保定装置
  • 抜歯部位
    上顎左右第1小臼歯
  • 治療期間
    1年4か月
  • 治療費
    健康保険適用
  • リスク
    歯肉退縮、ブラックトライアングル、歯根吸収、顎関節症状等

上下の顎の位置や大きさに異常がある場合、成長が旺盛な時期であれば外力を加えて骨格の問題の是正を行います。しかし、成長期を過ぎてしまっていて骨格の異常が大きい場合には、 外科的に骨格の位置を修正する必要が生じることがあります。
単に歯の位置を修正するだけでなく、顔のバランスの改善も矯正治療の大きな目標になります。
この場合の治療では、矯正治療、外科手術ともに健康保険が適用されます。

動的矯正治療期間は16ヶ月(手術前矯正治療 11ヶ月 手術後矯正治療 5ヶ月)

▼治療前▼治療後

下の写真は治療5年後の状態です。