顎変形症
成長とともに顔の非対称と反対咬合が増悪し、上下顎同時移動術を行なった男性治療例
<症例情報まとめ>
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主訴前歯でかみ、嚙み合わせが逆
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診断名Skeletal Cl III Cross bite(骨格性反対咬合)
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年齢11歳
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主な装置チンキャップ、リンガルアーチ、スライディングプレート、上顎前方牽引装置、マルチブラケット装置、顎間ゴム、保定装置
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抜歯部位上顎左右第1小臼歯
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治療期間Ⅰ期治療:5年、外科矯正治療2年4か月
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治療費Ⅰ期治療:175,000円、外科矯正治療:健康保険適用
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リスク歯肉退縮、ブラックトライアングル、歯根吸収、顎関節症状等
思春期の成長期前に顔の非対称があると、思春期の旺盛な成長に伴って顔の非対称性が増えてしまう例が数多く報告されています。この非対称性の増加の原因は今のところよくわかっていません。
ここに掲載している男子は初診の年齢が11歳で、下あごの成長を押さえ上のあごを前に引くという治療を行なったにも関わらず成長の旺盛な時期に顔の非対称が増悪してしまい、成長変化量が少なくなってから18歳時に上下顎同時移動術を行なっています。
11歳
17歳、手術前矯正治療のスタート時
動的治療期間は28ヶ月(手術前矯正治療 18ヶ月 手術後矯正治療 10ヶ月)
19歳 治療後